ウソつきと非常識




こんちはっす。半魚人です。

ちょっと面白いニュース記事があったのでその感想と意見を書きたいと思います。

 

その記事はこちら。

dot.asahi.com

詳細な内容については上の記事を読んでいただきたいのですが、

私が特に気になったのは記事の最初の方のこの部分です。

 

頼むから、出ないでくれ──。
都内の大学に通う、就職活動真っただ中の男子大学生、横山正さん(仮名・21歳)。ここ数日、夜11時以降は、一人暮らしのアパートの部屋から“志望企業”に電話をかけるのが日課になっている。汗ばむ手でスマホを握りしめ、祈るように番号を押す。だがワンコール鳴ったところで、願いは砕け散る。
「はい、○○(会社名)でございます」
 相手の声を聞き、急いで電話を切った。
「ここも、ウソつきか……」
 手帳に書いた志望リストの中から、電話に出た企業名にチェックを入れる。優先順位が落ちたことを示す印だ。日曜日に電話して電話に出た企業にも、同様のチェックをつけた。明日は友達と飲みに行った後、深夜に志望企業の電気が消えているかどうか直接見に行くつもり。こうして、入社後に残業を強いられないか、週末は本当に休めるのか、企業の実態を確かめているのだ。

 

この部分だけでもかなり伝わると思いますが、補足をするとこの就活中の男子大学生は 企業が公表している残業時間を信用出来ないため、実際に深夜に自分で 志望企業に電話をして企業側の公表と実態が合っているか確かめているようです。

 

 夜11時以降に企業に電話?

夜11時以降は、一人暮らしのアパートの部屋から“志望企業”に電話をかけるのが 日課になっている。

最初にこれを読んだ時、「酷いな」と思いました。

確かに、この学生がやっていることは自己防衛の意味では正しいと思います。

企業側の公表と実態が合っていない場合は確かにあります。

説明会や面接の場で「残業は何時間ですか?」と聞いて「先月は100時間ぐらいですね

☆まだ少ないほうですよ♪」なんて正直に答える社員も 少ないでしょう。

 

でもこれって、完全に「電話をかけられた側の人」の状況や立場は無視してますよね。

仲のいい友人と雑談をするために電話をかけるならともかく、 電話をかけた先は

「企業」で、電話に出た相手は学生ではなく「社会人」で、 「実際に働いている人」

です。

夜11時に会社にいるということは、「仕事があって忙しい人」と言えます。

そんな忙しい人にこの学生はわざわざ電話をとらせています。

 

「仕事なんだから電話に出るのは当然だ」と思われる方もいるかもしれませんが、

「自分が夜11時過ぎまで残業している状況」なら早く仕事を片付けて帰りたいと

思いますよね。電車通勤なら終電の時間も近いはずです。

そんな状況で緊急の用件でもない電話をかけられたらどう思うか、

この学生にはもうちょっと相手の立場や気持ちを考えて欲しいと思いました。

学生にそこまで求めるのは酷かもしれませんが、「夜11時過ぎに緊急ではない電話」を

するのはちょっと非常識かなと思います。

 

そして、次に気になったのはこの部分です。

相手の声を聞き、急いで電話を切った。

 

急いで電話を切った?

「夜分遅くにすみません、かける先を間違えました。失礼します。」とか

言わないんでしょうか?

もしかして無言電話?

記事では省略しているだけで実際には上記のように言っているのかもしれません。

でも、記事を読むだけだと相手が電話に出た瞬間に何も言わずに切ったように

思えます。

もしそうなら、21歳にしては常識がないし失礼過ぎると思います。

 

この方法で把握できる?

また、この学生の行動で実態を正しく把握できるの?とも思いました。

例えば、普段は残業が当たり前だけど電話をかけた日は新しく入社した人の

歓迎会で全員が19時に撤収してたりとか、逆に普段は残業はほぼないけどたまたま

トラブルがあって残業している日に電話をしてしまった可能性もあります。

たまたまこういう日に電話をしてしまったら、実態とは逆の認識をしてしまいます。

それとも、何回も頻繁に電話をかけるんでしょうか?

 

残業のない会社を探すよりも

そもそも、残業が全くない仕事って私は少ないのかなと思います。

仕事って多くは自分だけで完結することはなく、同僚はもちろんですが

お客様や顧客が存在します。

また、年度末や月末・月初など忙しくなりがちな時期も存在します。

全く残業をしたくないなら、自分1人でフリーで食べていくとか、自分で会社を作って

好きにやるとか、ある程度の残業を許容出来るのなら自分の実力をあげて定時で帰る、

どんどん出世して組織を変えていくほうがいいんじゃないかと思います。

この学生は「残業がない会社」を探すのではなく、「残業しない方法」を

考えて行動したほうがいいんじゃないかと思いました。

 

まとめ

ここまで学生を批判する感じで書いてきましたが、私も残業は大嫌いです。

残業どころか働くこと自体が嫌いで、朝早く起きることも苦手ですし満員電車も

嫌です。

もし目の前に5億円が置かれたら今すぐ退職届を出します。

 

でも、企業に所属している以上は仕方ない部分もあると思うんですよね。

もちろん自分の体を一番に考えて欲しいですし、生きるためのお金を得る

手段として働いているのに残業や休日出勤で無理をして逆に寿命を縮めるのは

間違っていると思います。

体を壊して退職しても会社は面倒をみてくれません。

 

でも、企業に所属する以上はどうしても残業は発生してしまうものだと思うので、

もし本当に全く残業をしたくないのであれば、上でも書きましたが自分1人で

やっていくしかないのかなと思います。

 

あと、上の記事には他にも色々とツッコミどころがありましたね。

有給休暇は、1年目から取るものじゃない」とか。

なんか、色々とおかしいよなと思いました。

あと、「イマドキ20代」とかひとくくりにするのは止めろって思いました。

40代、50代にも使えない奴らたくさんいるでしょ^^

 

それでは!